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RagPapas' Jugband

オールドタイムフィーリング

オールドタイムフィーリング
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この曲は春待ちファミリーBandの2ndアルバム「たそがれ六甲壹番街」に収録されています。
 唄の背景やその時の心情は年月と共に薄れていき、「唄」そのものが独り歩きしていくことが多く、まして唄が出来る過程を覚えていることは稀なのですが、この曲に関しては、その時の情景を思い浮かべることが出来ます。

198X年神戸のFolkSingerを集めて一つのコンサートが企画されました。会場は六甲道にあった「道化座のいえホール」。その実行委員会のミーティングの席上、このコンサートの為に新しいテーマソングを作ろうという話しが持ち上がりました。出席者は社長(澤-春待ちマスター)、中村よお(よ)、山田ほおぼう(山)、僕(神)の4人です。

            六甲道春待ち疲れBand 198X年

澤 「こんな曲出来てん」
ギターを抱え唄いだす。
ズンチャカズンチャ ズンチャカズンチャ
「時は静かに流れているようだぁ~・・・・
hum hum hum ~・・・・・・・・・・・・」
ズンチャカズンチャ ズンチャカズンチャ

一同 「・・・・・?(それだけかよ!)」

山 「今も俺達はここにいる・・・ここで唄ってるって入れたいなぁ・・・ かたくなに変わらずに」
よ 「(お洒落に)Old Time Feelin'ってどない?」
神 「・・・・・・(黙)」
山 「時代遅れの男達やもんな」
よ 「コンサートの名前Old Time Feelin'にせえへん?」
山 「副題に時代遅れの男達って入れて」
 この後議題はコンサートのポスターのレイアウトに移ってしまう。

   ・・・・・・・・・・

澤 「ほなら 神ちゃんあと作っといて」
神 「!!!!!!(汗)」

オールドタイム フィーリング

時は静かに流れているようだ
街は季節に色を染めていく
今も俺達はここにいて
この街の中気ままな風に身を任せてゆれている

誰かの言葉に広がっていく街は
どこか間違い探しの絵のようで
でもきっとみんな忘れちゃいない筈さ
土の匂いと幼い夢を追いかけていたあの頃

オールドタイムフィーリング
オールドタイムフィーリング
時代遅れの男達よ
オールドタイムフィーリング
オールドタイムフィーリング
今も唄うよ あの唄

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ラグパパでは一歩後ろのおいしい立ち位置を決め、それでも十分目立っている社長ですが、この曲の時はメインボーカルとして最前列中央に出てきます。
 この位置に立つと、なかなか唄は始まりません。
見どころは曲が始まるまでの社長の一人舞台でしょうねえ。
もうやりたい放題 だれも止められません。

それにしても20年前にすでに「時代遅れ」を自称していた僕達は 今ではかなり石灰化していると思うのですが・・・。

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by ragpapa | 2007-07-13 16:23 | レパートリー
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